ユピテルスイング練習機用 iOS/Androidアプリ(非公式)をつくりました
ました。仕事で作ったことはあったけど、個人でiOS/Androidアプリ公開したのは初めてです
apps.apple.com何をするソフトかというと、ユピテル社が発売しているGST7-BLEというやつが送ってくるデータをクラウドに送る、ことだけが目的のソフトです
作った経緯
GST-7 BLEとは?
私は初心者ゴルファー歴15年くらいのベテラン初心者なんですが、ゴルフって自分のステータスをいろいろと数値化できるところが魅力の一つだと思います
ゴルフやっていない人でも中継を見たことがある人は結構いると思いますが、たまに選手後方のカメラでボールの軌跡が出たりヘッドスピード等の数値が出たりしてませんか?(渋野選手メジャー制覇おめでとう)
あれは大体Trackmanという軍事用に使用されていたドップラーレーダー式弾道追尾システムで測定しています https://ja.wikipedia.org/wiki/トラックマン_(ゴルフ用具)
ゴルフやっている人はみんなあれが欲しいんですが、2~3百万円する代物なので個人で買うにはだいぶハードルが高すぎです
ということで、一般人にも手の届く測定器として人気があるのがYupiteru GOLF GST-7 BLEです
ドラコン選手も愛用しているとかしていないとか。とにかくコスパがいい代物です。Amazonの評価も高いです、納得です
公式アプリ
GST-7 BLEのBLEはBluetooth Low Energyで、BLEでスマホの公式アプリにデータを飛ばすことができます。BLEがいらない人はGST-5という一世代前のものがあるのでそっちを買うはずです。ということでGST-7を買った人は全員がこの公式アプリを入れて試すはずです
各OSのストアをのぞいてみると・・・
どちらも評価は低く求めているものは同じです
- アプリの表示が貧弱・編集できない
- PCにデータを転送したい場合SDカードを経由しなければならない
私も使ってみて同じことを思いました
ということで作ってみた
解説
機能
- データアップロード
最初に書きましたがGST-7 BLEのデータをクラウドに上げるのが目的です。上げてしまえばあとはデータの加工をするのもダウンロードしてExcelで管理するのもしたい人が好きにすればいいので
swingdataviewer.azurewebsites.net
- オーバーレイ録画
プロの試合のように録画してデータをオーバーレイできたらいいかなーという出来心で作ったもの。開発期間のほとんどはこの機能の実現に使った、すごく苦労した、そしてそんなに使わない
裏側
Azureです。Azure大好き人間なので
スマホからのデータ受信はFunctions、データの表示部はWeb Appsでやってます。ふつうだな
データを保存して表示してダウンロードできればいいので実装もそんな感じ
Xamarin.Formsを使ってiOS/Androidどっちでも動くものを目指しています
私はiPhoneユーザーなのでiOS版優先です。Android版は実機を持っていないので動作確認も怪しい(おっと欲しいものリストに何かが・・)
- プロジェクト
Webやデザインに明るい方がいたらIssueやプルリクが欲しいので(ある程度動くようになったので飽きた)
スマホ側のソースはこのまま公開していいのかよくわかってないのでとりあえずIgnore
欠点
ゴルフをやっていてGST-7 BLEを持っていてGitHubのアカウントを持っている人が一体何人いるんだろうか・・・