フォルダ名の最後がスペースのフォルダを作る (作れない)
作れません
知っている人は当たり前だと思うかもしれませんが、そんな名前のフォルダ作ろうなんて思ったこともなかったので知らなかったよ
試してみる
こうすると
こうなります。勝手に最後のスペースが消されます。警告とかそーいうの出ません
勝手に省略しないで
こっちの仲間に入れてあげればいいのに
C#でやってみる
// 最後がスペースのパス var path = @"g:\test "; try { Directory.CreateDirectory(path); // これは正常終了する } catch { Console.WriteLine("しっぱい"); // 例外とか吐かない } if (Directory.Exists(path)) // これもtrueが返ってくる { var file = Path.Combine(path, "a.txt"); // あるはずフォルダの下にテキストを書いてみる try { File.WriteAllText(file, "にゃーん"); } catch (Exception e) { Console.WriteLine(e.Message); // 「パス 'g:\test \a.txt' の一部が見つかりませんでした。」 } }
Oh...
せめてDirectory.Exists()
はfalse
を返してほしいんだけど・・なんか歴史的な経緯とかあるのかな~
GitHubから脆弱性あるよって報告が来た話
3か月ほど前に
ASP.NET CoreのSignalRでバイナリーデータをやり取りする - プログラムの事とか
ってやつを書いた時に作ったサンプル用のリポジトリにGitHubからAlertがやってきました。 こんなの初めてだったからドキドキしちゃった💛
GitHubのInsights->Alertsを見るとこんなものが
CVE-2018-8409はこちら
System.IO.Piplines
の4.5.0に脆弱性があったみたいですね
NuGetで最新にしてコミットして完了
通知見た時は誰か暇な人がIssueでも投げてくれたのかと思ったんだけど、GitHubが自動で解析みたいなことして警告出してくれているんですねー
ASP.NET CoreのSignalRでバイナリーデータをやり取りする
ASP.NET CoreのSignalRのお話です (2018/7/5時点)
古いSignalRは知らない
SignalRがWebSocketを使えるなら使ってくれるのはご存知だとおもいます
んで、WebSocketのペイロードデータにはTextとBinaryのどちらかを入れることができます
データサイズに敏感な環境では極力小さいデータでやり取りしたいので、バイナリーでやり取りしてくれると助かるわけです
準備
とりあえず普通にSignalRでやり取りするサンプル作ります
Server
Visual StudioでASP.NET Core Webアプリケーション (2.1)を新規に作ってStartup.csに追記
public void ConfigureServices(IServiceCollection services) { ... services.AddSignalR(); ... } public void Configure(IApplicationBuilder app, IHostingEnvironment env) { ... app.UseSignalR(options => options.MapHub<DataHub>("/hub/data")); ... }
DataHubはこんな感じ
public class DataHub : Hub { public void Upload(byte[] data) { System.Diagnostics.Debug.WriteLine($"Receive {data.Length}bytes."); } }
Client
.NET Framework 4.7のコンソールアプリで作ります
class Program { static async Task Main(string[] args) { var connection = new HubConnectionBuilder() .WithUrl("http://localhost:58456/hub/data") .Build(); await connection.StartAsync(); var testData = Enumerable.Range(0, 1024).Select(i => (byte)i).ToArray(); await connection.InvokeAsync("Upload", testData); await connection.DisposeAsync(); } }
クライアントは1024byteのbyte[]を送るようにしてあります
試す
両方実行して送信データを見てみます
WebSocketのデータフレーム(?)が1になってテキストとして送っていることがわかります
この時のパケットサイズは1481byte
Binaryで送る
Server
Install-Package Microsoft.AspNetCore.SignalR.Protocols.MessagePack
services.AddSignalR()
.AddMessagePackProtocol(); // 追加
Client
Install-Package Microsoft.AspNetCore.SignalR.Protocols.MessagePack
var connection = new HubConnectionBuilder() .WithUrl("http://localhost:58456/hub/data") .AddMessagePackProtocol() // 追加 .Build();
準備完了
MessagePack使うだけです、楽スギ!
試す
実行して送信データを見てみます
WebSocketのデータフレーム(?)が2になってバイナリで送ってるっぽいです
データサイズも1090byteまで減りました
まとめ
サーバーもクライアントも1行(?)追加するだけでできちゃったし、フレームワーク作る人ってすごいんだなーと改めて実感しました
今回のソースはこちら